【3月 月護摩】~心施~
- chisyou1006
- 3月18日
- 読了時間: 2分

昨日から春のお彼岸参りが始まっております。
今年の春のお彼岸は
17日(月)に彼岸入りし
20日春分の日が中日
23日(日)彼岸明けとなります。
以前にもお話し致しましたが彼岸には
お釈迦様が我々に残して下さった六波羅蜜修行という修行があります。
その中のひとつ、布施(檀)波羅蜜の中に「心施」があります。
まず、布施の「布」とは、水が大地に広くしみわたる様
「施」とは施すという社会にお返しをしていく行動言動を言います。
「心施」とは他人のために心を配り、思いやりの心を持ち、相手の立場になってみることです。
例えば、子どもに対して、「何でできないの」と怒るのではなく、なぜできないのかを子どもの立場で一緒に考えたり、できるようになったことを共に喜ぶような姿勢が「心施」です。
他の人を思いやることで、相手に対する理解が深まり、相手に対する見方が変わることがあります。
心の持ち方で物事の見方が変わってしまうように、自分の心が言葉遣いや態度に映し出されます。自分だけがよければいいというのではなく、他人の痛みや苦しみを自らのものとして感じ取れる慈悲の心、思いやりの心があれば、それが自然と観音さまの様にやさしい顔や眼差しになって表れてくるのではないでしょうか。
来月も18日午後2時~(1時間ほど)月護摩を焚きます。
俗世間とはかけ離れ仏様の前に座りホッとひと息つきに、是非お参りにお越しくださいね。
お待ちしております。



コメント