【9月 月護摩】~後悔~
- chisyou1006
- 9月18日
- 読了時間: 2分
先日テレビを観てますと「日本の四季はいよいよ夏と冬の二期になりそうです」と流れておりました。
春と秋が無くなる...ほんと、困りますね。
昔のお話しではありますが、
お爺さんと虫歯になったお孫さんのお話しです。
ある日、小学生のお孫さんが虫歯になり痛みが酷く歯医者さんへ行き治療して泣いて帰ってきました。
帰ってきた孫にお爺さんは言いました。
「虫歯になって良かったの」と。
その時、お孫さんはお爺さんに対して少し不機嫌な対応をしてしまいました。
一見、
歯医者から泣いて帰ってきた孫に酷い言葉をかけるお爺さんだな。と思うかもしれません。
しかし、お孫さんが大人になりその時の事を振り返ったとき
お爺さんの言いたかったことに気付かされました。
「虫歯になって初めて歯の大切さに気づけただろう。良かったの」と。
人は失ってから気づき後悔します。
大切なものほど後悔も大きくなります。
四季の中で育った日本人からすると春と秋もとても大切です。
このままでは身体や衣食住のあらゆる所に影響が出てくるかもしれません。
万物有るのが当たり前では無い。
生きとし生けるもの全てには命が有り大切であります。
見えないもの程、「大切」は詰まってます。
これからは辛抱の時代になるかもしれません。
これ以上大切を失い後悔しない為にも、自然や人、人の心、身の回りのたくさんの「大切」に気づき
「感謝」「有り難さ」を胸に生活をお送り下さい。
そうすればきっと、辛抱の中にも幸せな生活が増えるはずです。
これからの先を見て、みんなで実行しみてください。
来月も18日14:00~
1時間ほど本堂にてお護摩を焚いております。
どなた様でもお参りお待ちしております。



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