【10月 月護摩】~慈悲心~
- chisyou1006
- 10月18日
- 読了時間: 2分
「西日本最高峰石鎚山」
先日、醐山青年連合会四国支部20周年記念行事として、西日本最高峰1982m石鎚山へ登拝して参りました。
成就社より6kmほど先の山頂目指し4時間程かけて登ります。
息を切らしながら階段道や鎖場と断崖絶壁の山道を歩いていると
たくさんの登山客の方たちとすれ違います。
「よおお参り」「お先どうぞ」
「滑るのでゆっくりどうぞ」「あと何分程ですよ」「頑張って」
などなどと声を交わします。
しんどい・辛い...
そんな時ほど声を掛けあえば元気を頂けます。
どうしてお山に入ると皆優しく助け合うのだろうか。
それはきっと、『苦るしみの共有』から生まれる『思いやりの心』
です。
人は苦しみからたくさんの事を学ぶのです。
恐らく『楽しみの共有』からでは『思いやり』は生まれにくいでしょう。
みんなで『苦しい』から抜け出そう、また抜け出させてあげたい
そう助け合うからこそ『思いやりの心』が生まれ『楽』を分かち合えるのです。
これを仏教で【抜苦与楽(ばっくよらく)】と言います。
お山に入るとみな慈悲の仏様です。
「人の苦しみ事は自分の苦しみ事に思い、人の喜び事を自分の喜び事のように思える」
そんな人の心に触れ合える素晴らしい修行がお山には有ります。
来年も大峰山へ行きますので
お山に行きたいなと思ったら是非ともお声かけください。
お坊さんと一緒に登り一緒に拝み一緒に苦しみ喜びを分かち合い
『思いやりの心』見つけに行きましょう。
今年の月護摩も残すところあと2回となりました。
🔥来月も18日14:00~(1時間程)
お護摩を焚きます。
どなたでもお参りして頂けますので是非とも本堂へお上がりください。
お参りお待ちしております。














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