【6月 月護摩】~りんごのきもち~
- 6月18日
- 読了時間: 2分
昔からお寺で御供え物として、よくりんごを御供えしておりました。
その御供え物をおさがりとしていただきます。
ですので我が家では昔から、食事の後母親がりんごを剥き、家族みんなでよく食べていました。
りんご園では紙袋をかけているもの、かけていないものがありました。
リンゴ、梨、ブドウ等は虫の害から守るために袋をかけるのが常識のように思っておりましたが
りんご園の方は「できれば全部に袋なんかはかけたくないのですが...」とおっしゃいます。
紙袋は虫の害からリンゴを守るためでしたが、今は農薬が発達し袋をかけないほうが
農薬が雨に流され、日光に消毒されて良いのだそうです。
では、なぜ今でも紙袋をかけられるのか??
それは、袋をかけたほうがリンゴの膚(はだ)が外見的に美しくなり、しかも、形もよく、店に並べた時にそのほうがよく売れるからです。
しかし、
膚の色はきたなく、ざらざらしていて、形も美しいとは言えないのですが
味は紙袋をかけていないほうが美味しいのです。
ということは
私達は外見上の美しさの為に
質より外見を優先しているようです。
我々人間はどうでしょう。
外見ばかり気にしてないですか?
中身はどうでしょうか??
仏教では八正道(悟りに至る8つの実践)の最初の項目です。自己中心的な思い込みや偏見を捨て、ありのままに「正しい見方・認識」をすることが大切だと説かれております。
自己中心の 歪 ゆが んだ見方をせず、一方に片寄った見方をせず、正しくものを見なさいという教えです。
りんごも人も同じ。
人の心の中は、よそからは簡単にはわからないものであります。
形や膚は無様かもしれないけれど中身は甘くてとっても美味しいりんごのように、
正しく物事を見れる様
夜の為人の為に思いやれる
そんな人間になれるよう励んでまいりたいものです。
今月もようお参りありがとうございました。
また来月も14時~本堂にて護摩供お勤めいたしますので、どなた様でもお参りお待ちしております。









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